あらきそば(その2)
所在地: 山形県村山市大久保甲65
電話:0237-54-2248
営業時間:11:00~17:00 定休日:水曜日


蕎麦好きなら一度は食べてみたい村山の名店です。築何年になるのか想像もつきませんが、茅葺き屋根の古民家を店として使用しています。屋根の改修工事をしているようでしたが、メンテナンスも大変なのでしょうね。まるで古民家の資料館のような玄関から中に入ります。定員さんから番号札を受け取り、囲炉裏のある部屋から奥の座敷へ進むと、そこはまるで江戸時代にタイムスリップしたような空間です。襖などを取り払った広い座敷に長テーブルが並んでいます。案内に従い着座し、メニューを見ると極シンプルな内容です。「うす毛利」と「にしんの味噌煮」のセット1,320円を注文してみました。ニシンはすぐさま運ばれます。前にも食べた事がありますが、こちらのニシンは味噌煮タイプで艶があり異様なほど真っ黒です。とても柔らかく甘みがあるのが特徴で日本酒に合わせれば最高ですよ。待つこと暫し、大きな箱板で蕎麦が運ばれました。「うす毛利」とは、想像ですが、板に薄く蕎麦を盛ってあるためでしょうかね?運ばれた瞬間に蕎麦の香りがしました。板に鼻を近づけてみると、更に強く香ります。あらきそばの十割蕎麦は短く固めなので汁が跳ねないよう注意して食べます。噛めば噛むほど蕎麦の香りや甘味を感じます。これが山形の蕎麦の醍醐味です。食べ終えるのを見計らって蕎麦湯を運んでくれます。濃度のある蕎麦湯でそば汁を割って最後を締めくくります。大変満足度の高い蕎麦を久々に頂いた気がします。蕎麦のクオリティーと、店の雰囲気も含め、山形を代表する蕎麦屋さんといっても過言ではないでしょう。ご馳走様でした。(2018/10)




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